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「Down The Rabbit Hole」ツアー感想 その4。 KOJI
8/12 赤羽ReNY
いよいよファイナル赤羽ReNY。
ステージ上に大きなディスプレイがあり、映像をふんだんに使える特殊な会場。
数日前にVJをお願いしている立花氏と共に会場の下見。
4/12もプロジェクターを使って映像を出してたけど、ここの会場はLEDなので映像もより明るく見せれるし、特別なライブを魅せれそうだ。
本番が始まってdefのライブをモニターで見ててテンション爆上がり。
映像のインパクトが半端ない!!
ファイナルにふさわしい派手な演出と盛り上がってるオーディエンスを見て、俺らも最高のライブをして締め括ろうとさらに気合が入ったよ。
SEが流れ出し、映像が映し出されテンションマックスでステージに上がっ時、オーディエンスのみんなが期待いっぱいで待ってくれてた顔を見て、最高のライブになる事は間違いないと確信を持って1曲めの「Lost Child」がスタート。
イヤモニをしていても会場によって聴こえてくる音は全然違う。
赤羽ReNYは初めてだったけど、ライブをする側としてめちゃくちゃテンションが上がる音のする会場なんだって思った。
マートも同じ事を言ってたよ。
だからとてもハッピーな気持ちでギターが弾けたし、曲に入り込めた。
本当に気持ちのいい時間でした。
みんなの楽しんでくれてる表情も印象的だったし、ファイナルにふさわしいリラックスしつつ緊張を楽しむような余裕も出てきて、みんなとの心のやりとりが楽しくて仕方なかった。
この日の「ALIspiral」は6曲全曲披露。
まずはアコースティックのセクションで大人な俺達ならではの時間を楽しんだ。
アコギのトラブルで「ハジマリノウタ」の冒頭でギターの音が出なかったんだけど、誰一人として慌てる事なくステージ上を確認して、止まる事なく次の曲に入った辺りは、さすがにみんな場慣れしてるなって思った。
「ハジマリノウタ」のイントロは原曲の沢山の音や音階が入ったのをアコギ2本で表現しないといけないのでフレーズ作りはかなり考えた。
結果めちゃくちゃムズいフレーズになっちゃって1小節の間に2オクターブを駆け上がるというギタリスト泣かせのフレーズなんだけど、この日もバッチリ決まり、最高の導入部を演出出来て満足!
最後エレキに持ち替えてこのツアーで披露してきた曲達と最後の饗宴。
defspiralとツアー出来て一番楽しいと思ったのは、全員がファンのみんなに対して楽しんでもらおうという意思が一つになってた所。
そしてそのバランス感覚。
一つ一つの演出や選曲、色んな事を決める時に「それってファンのみんなが楽しんでくれるかな?」というのを元に、自分達のやりたい事を決めてきた。
どっちかに偏っちゃちょっと違うんだよね。
自分達のやりたい事を表現するのも大事。
そこのバランスをどう取るかという所が大事だと思う。
そのバランス感覚が共有出来たからどの会場でも最高のライブが出来たと思うし、何かを修正する時もお互いに納得しながらライブを作り上げて来れたんだと思う。
「Down The Rabbit Hole」ツアー。
色んな感情が心に刻み込まれました。
それはALICE IN MENSWEARの気持ち、defspiralの気持ち、それぞれのファンの気持ちが重なり合って共鳴しあったからこんな素晴らしいツアーになったんだと思うし、とても大切な事をこの夏に生み出したんだと思います。
心から感謝の気持ちを込めて。
ありがとうございました。
そしてまた彼らとこの様な最高の時間を過ごせる日が来る事を夢見て、お互いに頑張っていきましょう。